2014年4月アーカイブ


    • 日本に住んで普通に仕事をしていれば(或いは扶養家族であれば)健康保険を持っていない、ということは考えられないことですが、アメリカの医療保険加入はこれまで任意でした。 

      オバマ大統領が選挙公的として掲げた、低所得者に金銭補助を行って国民の健康保険加入義務付ける医療保険制度改革法...俗にいうオバマケアは2014年度オープンエンロール加入登録の最終である331日を過ぎた今月の1日、ホワイトハウスで会見を開き、オバマケアのウェブサイトを通して700万人が保険加入を行ったという、勝利宣言とも取れる演説をしました。


      オバマケアがいいか悪いかは明暗が別れるところですが、このオバマケアが生まれた背景の大きな理由は、アメリカの医療保険料の高さ故の無保険者の多さです。 一人の医療保険料の月平均が300-400ドルで歯科保健は別、という高額さから、雇用者用の保険加入をしていない会社で働く人、自営業者、失業者や、慢性病患、持病や過去の疾患・治療歴が見つかって加入を拒否された...というケースもあり、無保険者数は約4800万人とも5000万人とも推定されています。 アメリカの人口は約32千万人ですので、約15%、6人に一人は保険に入っていなかったことになります。 

       

      このオバマケアの医療保険は一つだけではありません。加入者の年齢、収入などによって政府からの助成金が変わってきますが、基本は提示される4種類の保険を比較して、加入者がプランを選択することができるようになっています。 
      今年度提供された保険プランは、医療費の何パーセントをカバーするかによって分けられた以下の4つです。

      Platinumプラン...掛かった医療費の90%を保険がカバー

      Goldプラン...掛かった医療費の80%を保険がカバー

      Silverプラン...掛かった医療費の70%を保険がカバー

      Bronzeプラン...掛かった医療費の60%を保険がカバー

       

      もちろん、掛け金はカバー額が一番大きいPlatinumプランが一番高く、Bronzeプランが一番安価となります。 

      滅多に病気ならない健康な方ならBronze、高額の治療を受けている方はPlatinumとプランが選べるところがアメリカらしいですが、事故にあって病院に担ぎ込まれた時に60%とは不安があるもの。何しろ、バイク事故で骨折して救急車で運ばれ(ちなみにアメリカは救急車も有料です)、1週間入院してMRIなどを含めた治療を受けた場合、薬代も入れて1000万円を超えたこともあるのですから!
      備えあれば...ですね。

       

      以下はオバマケアを提供しているカリフォルニア州の医療保険のウェブサイトです。
      必要事項を入れてSee My Optionsをクリックすると、カリフォルニア州が推奨する保険のプランを見ることが出来ます。

      https://www.coveredca.com/shopandcompare/#calculator